カール・マルクス 未来のプロジェクトを読む
[2022年10月/四六判/320頁/]
著=植村 邦彦
発行=新泉社
目次:
第1章 ロックとマルクス – 労働が所有権を基礎づける?
第2章 初期社会主義と奴隷制
第3章 労働と所有の不正義 – 貧困・疎外・奴隷制
第4章 贈与と分かち合い – グレーバー『負債論』をめぐって
第5章 アソシアシオン・個体的所有・貨幣
第6章 「ファーガスンとマルクス」再考
第7章 『経済学批判』序言 – 人間の社会と歴史についての1考察
第8章 資本主義の終わり方 – 『資本論』のポリフォニー
第9章 世界システム論とローザ・ルクセンブルク
第10章 東ドイツにおける社会主義と市民社会 – 言説史の試み
第11章 その後の「市民社会」論
第12章 戦後日本のマルクス研究