きらわれ虫の真実 なぜ、ヤツらはやってくるのか
[2022年8月/四六判/208頁/]
著=谷本雄治
イラスト =コハラアキコ
発行=太郎次郎社エディタス
目次:
1章 田畑でバッタリ
カメムシ – いまこそ汚名をそそぎたい!
コガネムシ – 名は体を表さず
アブラムシ – 葉上のプランクトン
テントウムシ – ベジタリアンは嫌われる
そっくりすぎる虫たち
アザミウマ – ぬくぬく育ちの暴れ馬
イナゴ – 絶妙のアンバランス
カマキリ – 殺し屋の謎の祈り
シオヤアブ – 昆虫世界のスーパー荒武者
害虫はどこにいるのか
2章 家でバッタリ
蚊 – 時差出勤のドラキュラ
ハエ – 曲芸師のピカレスクロマン
カツオブシムシ – 衣食足りて花を愛す
ゴキブリ – 忍耐の隠遁生活
うるわしのメタモルフォーゼ
シロアリ – 白い目で見られたくない
カイガラムシ – よろいの下の純情
ナメクジ – 寒月に謳歌する命の春
天敵相関図 – 複雑怪奇な虫のつながり
コウガイビル – もの食うきしめん
ワラジムシ – いわれなき不快感
ミミズ – 寡黙すぎる「地球の虫」
カミキリムシ – 予想外があたりまえ?
菜園家の虫御殿
3章 レジャーでバッタリ
カバキコマチグモ – ちまき部屋で養うすねかじり
ムカデ – 「G」に照準の夜の狩人
スズメバチ – 黒と黄色のだんだらライオン
イラガ – ビリビリの美学
芋虫・毛虫の怪楽
ヒル – ゴム体質の吸血鬼
ヘビ – つかみどころのない縄
ハサミムシ – 鬼子母神も恐れ入る究極の愛
好かれる蛾、嫌われる蝶
ゲジ – いつか本名で呼んでほしい
カマドウマ – 「なんとなく」に泣く虫
クラゲ – 脱力系の漂う傘
フナムシ – ちょっとあわれな清掃集団
おわりに