影の越境をめぐって

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[2022年9月/四六判/268頁/]
著=谷川雁
発行=月曜社


目次:
I
下向するシンボルを
インターナショナルの根
不可視の党のために-スターリン風のスターリン批判
民主集中制の対極を
越境された労働運動
権力止揚の回廊 自立学校をめぐって
地方-意識空間として
筑豊炭田への弔辞

II
骨折前後
「サークル村」始末記
遊民と賊のあいだ-筑波常治『日本人の思想』、白鳥邦夫『無名の日本人』をめぐって
サラリーマン流浪のすすめ 退職主義による就職を
私の図式

III
反「芸術運動」を
断言的肯定命題
文学は高くつく
中野重治-『活字以前の世界』
花田清輝-『鳥獣戯話』
埴谷雄高氏への手紙-『不合理ゆえに吾信ず』
井上光晴-『飢える故郷』
大島渚-『日本の夜と霧』

[解題]坂口博
著作リスト 1961・4〜68・11
主な校異

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