月よわたしを唄わせて “かくれ発達障害”と共に37年を駈けぬけた「うたうたい のえ」の生と死

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[2022年11月/A5/512頁/]
著=あする恵子
唄=のえ
発行=インパクト出版会


目次:
献 辞
はじめに、読者へ
全体の構成、及び ノンフィクションの著者からのお願い

[ノンフィクション]月よわたしを唄わせて
“かくれ発達障害”と共に37年を駈けぬけた「うたうたい のえ」の生と死
ベロ亭 あする恵子

プロローグ 「うたうたい のえ」がいた

1章 光いっぱいの最高に幸せなところで楽しんでな、おこるで!
その日、2008年十月5日
[お願い]特別な体験の詳細を明らかにした章です。どうか心の準備をして読んでください。

2章 ちっちゃな星 「自閉症」という特性を潜ませて
I ぼつんとうかがうまなざしで
II 幸せな野性児から、ひとりの音楽の世界へ

3章 いつの間にか、手をはなれる小鳩のように 「かくれ発達障害」に気づく

4章 路上で世界と向き合った うたうたい のえ へのオマージュ
I 新宿の雑踏から、各地を彷徨う旅へ
II 京都木屋町の川べりから、釜ヶ崎へ

5章 それでも私は「自閉症の面白さ」を手放さない
I 「うちね、嬉しいとくるくる回る」 診断という謎解きがはじまって
II きっと、あの高い山も越えられる 診断のありかたをふり返り、「かくれ発達障害」について深める

6章 最後の居場所を奪われて 長居公園のテント村から淀川べりへ

7章 藁、藁、1本の藁

エピローグ 「和解」 月を見上げると口ずさむ唄がある

写真&イラストについて

この本を読み解くためのキーワード、よっつのノート
●「のえルーム」●Eテレドキュメント出演●「サリーとアンの課題」をめぐる1考察
●より柔軟に自閉症スペクトラムへ 診断基準の変遷

[謝 辞] 2016年冬のあとがきにかえて

[ 詩 ]冬至の午後、46年目の太陽を直視した
2019年初秋のあとがき

[付 録]のえの人生からの、思いもよらない贈り物
耕くんの自閉課題と共に生き延びたベロ亭の9年

2021年夏の終わりの、ホントの本当のあとがき
2022年春の最後のあとがき

参考資料
著者プロフィール

ブログ「うたうたい のえ」こえあるかぎり・より
日記 お月様が見てるよ
2007年1月2日〜2008年10月4日 文・のえ

のえのオリジナル青

[付属CD] 赤い涙
歌詞 かんちがいのためいき/KYソング ひらきなおりの唄
無題/月は知らんぷり

在庫状態 : 在庫有り
¥3,850(税込)
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