統計学を革命する 資本主義を支えるAIとアルゴリズム

141856

[2022年9月/四六H/287頁/]
著=ジャスティン・ジョーク
訳=本多真奈美
発行=青土社


目次:
はじめに
統計学、形而上学、資本主義 理想のコイン
新たな対象化に向けて 政治経済 革命的数学

第1部 失われた量の幽霊
第1章 知識の自動化
人工ニューラルネット 「確かに、モデルで妥協する必要はまったくない」

第2章 コンピューターは数学ができるか?
四色定理 ABC予想 信仰を持たない数学者
認識論的権威

第3章 対象化アルゴリズム
タリースティックと対象化 諸商品と対象化
客観的形而上学 対象化は設計されてはいない ビットコイン

第2部 頻度主義の知識の約束
第4章 死んだ魚は神を信じるか?
fMRIのバグ ヨナと大きな魚

第5章 帰納的確率論、行動科学、頻度主義の崩壊
p値について フィッシャーと人種と違い ネイマンとピアソン
ハイブリッド化 信号の中のノイズ

第3部 ベイズの夢
第6章 ベイズ主義と頻度主義の抱える問題
逆問題と主観主義の必要性について ベイズの価値
ベイズの定理 単純(ナイーブ)ベイズ

第7章 ベイズの形而上学と知識の基盤
パーセントの信念 形而上学的な基盤としての市場
ダッチブック論証

第8章 自動化された抽象化と疎外
抽象化の自由 アルゴリズムの抽象化 一般的知性の囲いこみ
資本主義の計算問題 自然性と存在論 疎外 革命的数学

結論 革命的数学を目指して

訳者あとがき

在庫状態 : 在庫有り
¥2,860(税込)
数量