サイバネティックスの革命家たち アジェンデ時代のチリにおける技術と政治

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[2022年11月/四六H/608頁/]
著=エデン・メディーナ
訳=大黒岳彦
発行=青土社


目次:
序文
略称とその正式名称

プロローグ
序章 政治的および技術的ヴィジョン
チリのサイバネティックス
本書の構成

第一章 サイバネティックスと社会主義
スタッフォード・ビア
サイバネティックス
経営サイバネティックス
サイバネティックスとチリの社会主義
ビアの新しいモデル
サイバネティックスと社会主義を結びつける

第二章 生産闘争におけるサイバネティックス
アジェンデ最初の年
チリにおけるコンピューティングの文脈
科学的文脈

第三章 ネットワークの設計
適応的経済の技術
社会主義の技術
ビアとアジェンデ
プロジェクト発進
エル・アラヤン
1972年3月
サイバーシン計画
サイバーフォーク計画
ヴィジョンを実現する

第四章 「自由機械(リバティ・マシン)」の構築
文化の創造
技術移転
社会主義をデザインする
政治と実践
大衆化のテクノロジー
「時間厳守(ビート・ザ・クロック)プログラム」
政治的課題と技術的課題

第五章 十月ストライキ
政治とサイバーシン・チーム
十月ストライキ
サイバーシンとストライキ
新大臣
ビアの「〈再帰〉の新たな水準」
矛盾の技術

第六章 サイバーシンの公開
「サイバーシン計画」を巡る論争
政治的な生存可能性と技術的な生存可能性
革命の道具
ラス・クルーセス
民主主義への道程の終焉
技術と政治

第七章 結論 – 技術・政治・歴史

エピローグ サイバーシンの遺産

付録一 チリ国営経済の構造
付録二 コンピュータとチリ国家に関する年表(1927〜64年)

訳者解説

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