日本近代思想論 技術・科学・生命

141882

[2022年11月/四六H/380頁/]
著=檜垣立哉 発行=青土社


目次:
第I部 日本の哲学というトポス
第1章 下村寅太郎の科学哲学1-無限論を中心として
第2章 下村寅太郎の科学哲学2-ライプニッツとレオナルド
第3章 廣松渉の『〈近代の超克〉論』について-「下村寅太郎の科学哲学」の補遺として
第4章 大森荘蔵と西田幾多郎-現在と身体をめぐって
第5章 構想力の位置をめぐる田辺元と三木清-日本哲学からみたダヴォス論争

第II部 現在の深みと日本思想
第6章 偶然性と永遠の今-九鬼周造をめぐる九鬼と西田
第7章 木村敏と中井久夫-臨床とイントラ・フェストゥム
第8章 生命論的差異について
第9章 狂気を描くひと-中井久夫によせて
第10章 西田幾多郎と生の哲学

第III部 現在の偶然という弾み
第11章 賽の一振り-無限を含んだ自己が跳躍する時
第12章 九鬼とレヴィ=ストロース-二つの構造論的感性論
第13章 ドゥルーズと九鬼-永劫回帰と賭博の時間

第IV部 吉本隆明という拡がり
第14章 吉本隆明と自然史-マルクス・ランボー・宮沢賢治
第15章 宮沢賢治と吉本隆明-分裂症的な自然と日本思想
第16章 吉本隆明・記紀書・南島論
第17章 吉本隆明におけるテクノロジーと生
第18章 吉本「体験」の多層性

あとがき

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