ウィメン・ウォリアーズ はじめて読む女戦記

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[2022年8月/A5/276頁/]
著=パメラ・トーラー
訳=西川知佐
発行=花束書房


目次:
序章「女は戦わない」
ごくわずかな例外?
最古の女戦士
時間と空間の境を越えて

第1章 ママを侮るな
子を守る
そなたを血に飽かせてしんぜよう – 女王トミュリス
反旗を翻す女王ブーディカ
インドと子のために戦った王妃ラクシュミー

第2章 父の娘
反乱軍を率いて父を救った平陽公主
父の足跡をたどって – 男装のロシア将校ナジェージダ・ドゥーロワ
勇敢な尼僧 – チベットのレムダ・パチェン

コラム1●母の娘

第3章 暴れまわる寡婦たち
寡婦だって百人百様
ローマ帝国に挑んだ「アラブの女王」マヴィア
踊り子から司令官へ – ベーグム・サムルー
8万の手下を率いた中国の海賊、鄭一嫂

第4章 チェス最強の駒―クイーン―
「王の妻」か「女の王」か?
ペルシア海軍唯一の女性、アルテミシア一世
ヴァイキングと奮闘した「マーシアの貴婦人」エセルフリーダ
「母の娘」再び – 西アフリカのアミナ女王
「不幸な王妃キャサリン」???
狡猾で、抜け目ない女傑(ヴィラゴ)ンジンガ

コラム2●偉大な女伯爵(グラン・コンテッサ)マティルダ

第5章 古今東西の「ジャンヌ・ダルク」たち
革命の時代
「ベトナムのジャンヌ・ダルク」徴姉妹
植民地支配に徹底抗戦したフアナ・パディーリャ
ギリシャ独立を夢見た女提督ブブリナ
ジャンヌに憧れロシア帝国と戦ったエミリア・プラテル
米政府に抗った先住民 – 「バッファロー・カーフ・ロード・ウーマン」

第6章 包囲戦の女たち
城壁の上で、そして、街角で
防衛線で暴れた「元気な」中年女
手斧のジャンヌ
大砲でナポレオン軍を退却させた「サラゴサの乙女」
世界各地の「女の城」
武器と悪態とで独立戦を演じた「ブラック・アグネス」

コラム3●「モリー・ピッチャー(水差しのメアリー)」たち

第7章 男装、それぞれの事情
なぜ、男装して入隊したのか?
「元奴隷」から「男装兵」へ – キャセイ・ウィリアムス
なぜ女性であることがバレたのか?
4か国から受勲したセルビアのミルンカ・サヴィッチ
「男性」として生きた後に…

第8章 男装のいらない世界で
サムライ・ウーマン
ダホメ王国の「王の妻」たちと女戦士団
ロシア婦人決死隊「バタリオン」

コラム4●考古学界の「ダブルスタンダード」

終章 ごくわずかな例外?

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