日本共産党100年 理論と体験からの分析

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[2022年11月/四六判/192頁/]
著=有田芳生/森田成也/木下ちがや/梶原渉
発行=かもがわ出版


目次:
序論
1.本書の成り立ち
2.日本共産党の危機は日本社会の危機である
3.本書の構成

I
日本共産党100年への手紙 | 有田芳生
はじめに
1.査問、自己批判、退職
2.除籍へ-「脱皮しない蛇は死ぬ」
3.共産党の魅力は甦るのか
4.現実を動かす力とは何か

II
日本共産党史における3つの歴史的ポイントと今日の課題-創立100年に寄せて | 森田成也
はじめに
1.戦前の共産党の特殊性-飛躍と挫折
2.高度成長期における飛躍とその限界
3.政治改革以降における政治的選択とその結果
4.今日における日本共産党の課題
補遺 日本共産党創立100周年記念の志位講演を読んで

III
戦後日本共産党はいかにして創られたか-宮本路線と国民主義、高度成長、文化的公共圏 | 木下ちがや
1.危機にある政党政治と日本共産党
2.中北浩爾著『日本共産党-「革命」を夢見た100年』の意義
3.日本共産党における「民族」と「国民」
4.近代的主体形成と民族
5.文化的欲求の受け皿として
6.高度成長下における文化的公共圏の形成
7.宮本顕治と「1968」
8.「国民革命」と「社会革命」
おわりに

IV
戦後日本平和運動のなかの日本共産党・試論 | 梶原渉
はじめに
1.平和運動の“移植”と挫折-敗戦から1953年まで
2.戦後平和運動の本格展開と日本共産党の大衆化-1954年から60年安保闘争まで
3.「分裂の時代」とベトナム戦争下における活動家層の形成-1960-75年
4.高度成長の終焉、社会・政治の保守化における困難-1975-2000年
5.共同の時代へ-2000年以降現在まで
おわりに

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