横浜寿町 地域活動の社会史(上巻) 

141965

[2023年1月/A5/310頁/]
編/著=寿歴史研究会
発行=社会評論社


目次:
発刊に寄せて〜歴史を伝え、未来への展望を示す〜
炭谷 茂(ソーシャルファームジャパン 理事長)

はじめに:「いのち」と「つながり」の満ちる場づくり
寿町の歴史と、そこに生きる人々/共に生きる場をつくる模索の実践史

序 章
占領改革と戦後復興(1945年〜1955年)
第1節 横浜村の形成と「ポツダム宣言」受諾
第2節 占領軍進駐と朝鮮戦争
第3節 ハマのメリーさんとGI ベビー

第1章
経済高度成長と地域運動始動期(1956年〜1974年)
第1節 接収解除と寿町ドヤ街の成立
第2節 西部の街・寿町
第3節 中民生安定所と青少年相談センターの設立
第4節 寿生活館開館とセツルメント活動
第5節 寿福祉センターの設立
第6節 寿地区自治会結成と寿町総合労働福祉会館設置
第7節 生活館3・4階の増築と地域活動の活性化

第2章
生活館業務の崩壊と自主管理(1975年〜1978年)
第1節 オイルショックと寿生活館
第2節 寿地区における寿日雇労働者運動
第3節 寿夜間学校に集う人々

第 3 章
安定成長期と地域活動発展期(1978年〜1982年)
第1節 生存権闘争と生活館問題をめぐる暗中模索
第2節 広がる地域活動
第3節 生活館問題の基本合意成立
第4節 職場奪還と生活館再開
第5節 住民懇によるまちづくり運動

第 4 章
いのちの尊厳と働く者の権利(1983年〜1991年)
第1節 横浜「浮浪者」殺傷事件の衝撃 …243
第2節 寿地区における作業所運動
第3節 いのちの灯、ともしつづけて
第4節 ある労災死と千秋の丘の建立
第5節 「外国人労働者」と連帯するカラバオの会

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