表現者クライテリオン 2023年1月号 「危機」と対峙する保守思想誌

142018

[2023年1月/A5/224頁/¥1,238+124]
特集=「反転」の年 2022-2023-戦争、テロ、恐慌の時代の始まり
編集長=藤井聡
発行=啓文社書房


目次:
[連載コラム]
独善的な社会運動の末路/政治の蒸発こそ、日本最大の危機である | 鳥兜

[巻頭連載]
危機感のない日本の危機 マスメディアによる三度目の日本破壊 | 大石久和

[特集座談会]
2022年を振り返る 戦争・テロ・恐慌の時代への大転換 | 仲正昌樹×吉田 徹×藤井 聡×柴山桂太

[特集対談]
米中露覇権闘争と混迷する世界 | 伊藤 貫×藤井 聡

[特集論考]
習近平三期目の狙いと新チャイナ・セブン | 遠藤 誉
博士の異常な信仰、または科学は如何にして驕るのを止めて宗教を受け入れるようになるのか | 與那覇 潤
グローバリズムと日本アイデンティティ 何が幕末日本の危機を救ったか | 星山京子
「ホモ・サピエンス」への反転のすすめ | 堀 茂樹
日本は内憂外患を転機に出来るのか | 森永康平
2022年に「大事件」は起きたのか “第四次世界大戦”の視点から | 外山恒一
危機の時代を前に | 小幡 敏

【特別座談会】
統計学・行動科学から問い直す、「コロナ専門家」の倫理観[前編] | 松原 望×竹村和久×藤井 聡
人はなぜ「故郷」を求めるのか? 人の「強さ」と「弱さ」の由来をめぐって | 仁平千香子×藤井 聡×浜崎洋介

【連載】
〈新連載〉欲望の戦後音楽ディスクガイド 第1回 The Beatles/Please Please Me | 篠崎奏平
「農」を語る 第2回 地方の「農」は日本の最後の砦 | 堤 未果×藤井 聡
虚構と言語 戦後日本文学のアルケオロジー 第二十四回 マルクスの亡霊たち 新しい全体主義の到来(1) | 富岡幸一郎
戦争を知らないオトナたち 第二回 死線上の男たち 地獄に咲いた、生命の輝き | 小幡 敏
経営学で読む文学 第(4)回 吉本隆明『共同幻想論』 幻想の中の組織、組織の中の幻想 | 岩尾俊兵
逆張りのメディア論28 ツイッター騒動が示す新聞生き残り戦略 | 松林 薫
ナショナリズム再考 第19回 リベラリズムは世代間正義を論じることができるか 愛着と忠誠の政治哲学序説 | 白川俊介
葬られた国民作家 第三回 小説「海軍」と父のおもかげ | 平坂純一
映画で語る保守思想 第2回 『ランボー』に見る、怒りと復讐の倫理(中編) | 藤井 聡×柴山桂太×浜崎洋介×川端祐一郎
東京ブレンバスター(3) 左翼こそが嫌韓だった時代 | 但馬オサム
編集長クライテリア日記 | 藤井 聡

【寄稿】
「物の理解される」ということ 岡倉由三郎という生き方 | 内丸公平
〈投稿〉読者からの手紙

『〈実存哲学〉の系譜 キェルケゴールをつなぐ者たち』鈴木祐丞 著 | 前田龍之祐
『マーク・フィッシャー最終講義 ポスト資本主義の欲望』マーク・フィッシャー 著 | 田中孝太郎
『ジョン・デューイ 民主主義と教育の哲学』上野正道 著 | 篠崎奏平

【巻末オピニオン】
「統一教会」問題を我々はどう考えるべきなのか | 藤井 聡

[保守放談]
「動かない観念」の異常発酵 – 日本人の精神を蝕むもの/大阪IR構想を貫く「バブルへの憧憬」

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