マルクスに凭れて六十年 自嘲生涯記 [増補改訂新版]
[2023年2月/四六H/396頁/]
著=岡崎次郎
発行=航思社
目次:
第1部 戦前・戦中篇
第1章 ごく簡単な履歴書
第2章 第一高等学校文科甲類
『社会問題研究』とマルクス勉強/向稜余話
第3章 東京帝国大学文学部
第4章 東京帝国大学経済学部
第5章 不屈の闘士西田信春のこと
京洛遊蕩/向坂逸郎との出会い/保谷村閑居
第6章 東亜経済調査局
官製人民戦線事件-入牢一年
第7章 満鉄調査部
第8章 北京 敗戦から引揚げまで
1 敗戦まで/2 引き揚げまで-石本惠吉、鍋山貞親、石川英一郎らのこと
第2部 戦後篇
第1章 『資本論』との再会
第2章 九州大学まで
第3章 九州大学教養部 – 社会主義協会草創のころ
第4章 九州大学から法政大学へ
第5章 『資本論辞典』(青木書店版)
第6章 法政大学経済学部
第7章 『マルクス=エンゲルス全集』(大月書店版)
第8章 『資本論』新訳(大月書店版)
第9章 『剰余価値学説史』(大月書店版)
第10章 マルクス=エンゲルス書簡集
第11章 『現代マルクス=レーニン主義事典』
第12章 マルクスから学んだもの
第13章 マルクスとの別れ
[追録]
若き日の奇友 池正と祐平のこと
[新版補遺]
牝馬と口笛 – マルクス=エンゲルスの手紙
乱世の雲水・西行 – 窪田淳『古典を読む6・山家集』(岩波書店)
[解説]
死が作品になりえたころ | 市田良彦