ロックのしっぽを引きずって

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[2023年1月/B6/94頁/]
著=いしあいひでひこ
編/発=鈴木並木


目次:
イントロダクション

1章 “イメージ”とロック
「ヨットロック」と“イメージ”
「こんなの“ロック”じゃない」問題
サウンドと“メッセージ性”の相関
シティポップの正体
山下達郎に於ける「ロックンロール」
自己表現の在り処


2章 “メッセージ性”って、じゃあ何なの?
政治性と内省の行き交い
ローリング・ストーンズと“メッセージ性”
黒人音楽と“メッセージ性”
歌詞と“メッセージ性”の関連
「ロックの歌詞」って何?
ジョン・レノンはそもそもは歌詞に意味を込める気なんかなかった


3章 歌詞でロックを掴まえよう
デヴィッド・ボウイの歌詞のわからなさと受け取るこちらの姿勢
歌詞の理解って何かしら
“メッセージ性”のJ・POP的展開
作家と政治性


4章 かつて存在したディスコの“イメージ”、そして黒人音楽の正体
ディスコ=くだらない音楽という“イメージ”
ディスコからハウスへ
思惟することと踊ることを繋ぐデヴィッド・ボウイ
ホワイト・ウォッシュされたソウル・ミュージックとしての“ディスコ”
黒人音楽と洗練(音楽のアパルトヘイト)
ロバート・ジョンソンが都会的だということ
ディスコ、ジャズ、ロンクンロール、ロック


あとがき

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