季報 唯物論研究 162
[2023年2月/A5/168頁/]
特集=差別と人権-闘いの現在と課題
編/発=季報『唯物論研究』刊行会
目次:
[梟VS雄鶏]
マルクス生活過程論の探究・近況 | 田畑稔
[特集]差別と人権-闘いの現在と課題
リード | 木村倫幸
いま改めて、人権について考える
| 友永建三
女のまなざしから考える沖縄・ウクライナ-「暴力」に抗う手がかりを探して
| 銘苅千栄子
性売買と自己決定-セクシュアリティをめぐる構造と個人
| 松岡千紘
人権、ジェンダー、メディア・リテラシー
-グローバル・メディアモニタリング・プロジェクト(GMMP)2020から
| 西村寿子
ドキュメンタリー『ワタシタチハニンゲンダー』に託す思い
| 高賛侑
高木顕明師と初期社会主義-その社会主義の理解
| 徳永裕二
[論文]
人間の〈自由〉を求めて-ヘーゲル講義(1)
| 大田孝太郎
梅棹生態史観再考-第二地域と帝国
| 捧堅二
「未来学」批判としての「内宇宙」
-山野浩一による『日本沈没』評からフェミニズム・ディストピアまで(下)
| 岡和田晃
夜空に瞬く平和の星に手を伸ばして
-坂口安吾と日本国憲法第9条
| 曲田尚生
[yuiken交差点]
161号読者参加型緊急特集
| 山口協
物質の哲学的概念
-全自然史過程の思想・哲学者梯明秀を訪ねて
| 泊寛二
改作詩三編 | 萩ルイ子
[書評]
植村邦彦『カール・マルクス-未来のプロジェクトを読む』
| 若森章孝
小田康徳『軍隊と戦争の記憶-旧大阪真田山陸軍墓地、保存への道』
| 木村倫幸
若松英輔『小林秀雄 美しい花』
| 林大地
編集後記