障害理解のリフレクション 行為と言葉が描く〈他者〉と共にある世界

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[2023年3月/四六判/384頁/]
編=佐藤貴宣/栗田季佳
発行=ちとせプレス


目次:
序章 障害理解のリフレクションはどのような実践か
| 栗田季佳

第I部 行為が描く〈他者〉と共にある世界
第1章 「障害」をいったん横におくということ
– 保育の場でのある子どもの対人葛藤から
| 水津幸恵

第2章 インクルージョン実践への状況論的アプローチ
– 「コミュニティの相互的構成」と二つの生活形式
| 佐藤貴宣

第3章 社会的に不利な状況にある子どもたちが
「発達障害」とされていく仕組み
– 「障害」はいかに使われているのか
| 原田琢也

第4章 障害疑似体験を「身体」から再考する
| 村田観弥

第5章 介助を教わり「失敗」する
– 身体障害者の介助現場における介助する/
される関係を通した「障害者を理解すること」
| 前田拓也

第6章 「同じ世界を知る」ことはいかにして可能か
– 視覚障害者の歩行訓練から
| 坂井田瑠衣

第II部 言葉が描く〈他者〉と共にある世界
第7章 障害はなぜ「性格」と呼ばれないか
– 障害個性論と性格の概念
| 渡邊芳之

第8章 精神医学の概念を用いて自己を理解すること
– 文化的環境、行為の遡及的再記述、道徳的評価
| 浦野茂

第9章 「普通」を生き延びる
– 知的障害における自立/依存をめぐって
| 渋谷亮

コラム
障害とジェンダー – 交差性の視点から
| 秋風千惠

知的障害者からの情報発信 – 新たな理解の契機として
| 打浪文子

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