部落差別解消への展望 人権意識調査結果から人権啓発の課題がみえた
[2023年2月/A5/176頁/]
著=神原文子
発行=解放出版社
目次:
はじめに
I 人権意識調査における先行研究と問題意識
1 既存の市民人権意識調査にみられる課題
2 人権意識調査のねらい
3 既存の人権意識調査における成果-その1
4 既存の人権意識調査における成果-その2
5 小括と課題
II 「大阪府2010年調査」の集約
はじめに
1 分析課題
2 人権意識、差別意識を測る尺度づくり
3 過去の人権学習が現在の人権意識に与える影響-〈視点1〉
4 同和地区に対する差別意識の形成要因-〈視点2〉
5 結婚における問題意識と人権意識-〈視点6〉
6 小括
III 差別に関する人権意識を測る-「大阪市2010・2015・2020年調査」より
1 差別に関する人権意識を測る尺度
2 差別に関する人権意識尺度の活用
3 結婚などにおける人権意識と住宅選択における反忌避意識
4 小括
IV 部落差別意識をとらえる-「大阪市2010・2015・2020年調査」より
1 部落差別意識を測る
2 差別に関する人権意識と、懸念意識および忌避意識
3 部落差別意識に影響する諸要因
4 小括
V 部落差別の社会化と同和問題学習-「泉南市2012年調査」より
はじめに
1 部落差別意識を測定する
2 部落差別の社会化
3 同和問題学習の経験
4 同和問題学習における理解度と学習効果
5 部落差別の社会化と同和問題学習
6 小括
VI 反部落差別意識に影響する諸要因のパス解析
1 「泉南市2012年調査」におけるパス解析
2 「大阪市2020年調査」におけるパス解析
3 小括
VII さまざまな人権意識の構造を探る 「三田市2020年調査」より
1 さまざまな人権意識尺度
2 人権意識の構造
3 小括
VIII 政策提言
部落差別解消にむけて
本書で紹介している人権意識調査一覧
文献
あとがき