一八世紀の秘密外交史 ロシア専制の起源
[2023年3月/四六判/264頁/]
著=カール・マルクス
訳=周雨霏
編訳=石井知章/福本勝清
発行=白水社
目次:
序 | ウィットフォーゲル
I ロシア―どこへ? 人類―どこへ?
II マルクスのロシアに関する発見をめぐる深くかつ矛盾だらけの根源
III ピョートル大帝への再評価と世界史の新しい視点への切り口
IV ロシア政治に関するある新しい歴史草案-大掴みで不安を煽るようなもの
V マルクスの『一八世紀の秘密外交史』を超えて-「アジア的復古」
VI 「偶然」と「自由」-マルクスが残した最高の遺産
第一章 資料と批判 一七〇〇年代のイギリス外交とロシア
第二章 北方戦争とイギリス外交-『北方の危機』
第三章 イギリスのバルト貿易
第四章 資料と批判 イギリスとスウェーデンの防衛条約
第五章 近代ロシアの根源について
第六章 ロシアの海洋進出と文明化の意味
解説 | 福本勝清)
あとがき | 石井知章)
人名索引/関連年表