新右翼【最終章】[追悼復刻版] 民族派の歴史と現在

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[2023年4月/四六判/464頁/]
著=鈴木邦男
発行=彩流社


目次:
はじめに
第一章 新右翼私史
たった一人の卒業式
生長の家と早大学費値上げ反対闘争
日学同と全国学協の結成と対立
三島由紀夫と森田必勝と「楯の会」
森田必勝の死と新右翼の誕生
一水会の結成と〈狼〉事件
『レコンキスタ』の創刊と野村秋介との出会い

第二章 新右翼と新左翼
六〇年安保-唐牛健太郎と「裏切られた世代」の革命
「わが友、わが敵」全共闘

第三章 新右翼の天皇観
天皇問題と民族派
タブーに挑んだ東アジア反日武装戦線〈狼〉
天皇と内在の〈聖〉

第四章 新右翼の現在
朝日新聞阪神支局襲撃事件と義勇軍
住友不動産会長宅襲撃事件と経団連襲撃事件

[増補]
昭和の終わりと平成時代の民族派運動
昭和天皇の崩御と平成の天皇像
本島長崎市長へのテロ事件
民族派へのマスコミの対応の変化
天皇の謝罪問題と大嘗祭

[新増補]
野村秋介・出会いと別れ
三島由紀夫のような死
野村さんとの考え方の違い
「風の会」のこと
「新右翼」を超える言葉…
改定増補 9・11同時多発テロ以降の新右翼運動
三島由紀夫の発言の重み
アメリカ依存と「北朝鮮許すまじ!」
イラク戦争直前の訪問で見たもの
再びアメリカ占領下での自由
フランス国民戦線の招待
新改訂増補 国家が暴走する時代をどう生きるか
「テロとの戦い」、そしてヘイトスピーチ
「右翼」という言葉も死語に……
一番嫌われていた言葉が「保守」だった
日本全体が「ネトウヨ国家」になったようだ
「世界愛国者平和会議」の示唆するもの

[補章 資料編]
三島事件(檄文)/経団連襲撃事件/
神戸米国領事館たいまつ投込み事件/
横浜元米軍住宅放火炎上事件/大阪ソ連領事館火焔瓶襲撃事件/
朝日新聞東京名古屋両本社放火事件/住友不動産会長宅襲撃事件/
朝日新聞東京本社発砲事件/朝日新聞阪神支局襲撃事件/
朝日新聞名古屋本社社員寮襲撃事件/
朝日新聞静岡支局爆破未遂事件/中曽根康弘脅迫事件/
リクルート前会長宅襲撃事件/名古屋・韓国人会館放火事件/
「天の怒りか、地の声か」(野村秋介の遺書)

対談・反共右翼からの脱却 | 野村秋介/鈴木邦男

新右翼運動関係年表

あとがき
増補版あとがき
新増補版あとがき
改訂増補版あとがき
「右翼」との訣別-新改訂増補版あとがき
鈴木邦男『新右翼』〔最終章〕へのあとがき-追悼にかえて

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