近代出版研究 第2号

142172

[2023年4月/A5/288頁/]
特集=雑著・雑本・ミセレイニアス
発行=近代出版研究所  発売元=皓星社


目次:
横山茂雄ロングインタビュー
川島昭夫・吉永進一らとの交友、そして古本収集話
| 横山茂雄・志村真幸・神保町のオタ・菊地暁・小林昌樹・森洋介・河原努

「新聞内報」研究の必要性 佐藤卓己

特集に寄せて、雑本とは何か-図書分類法を援用して | 小林昌樹
オカルトを買っておうちに帰ろう-「コンビニオカルト本」の私的観察史 | 飯倉義之
雑本ガイドとしての『民俗学入門』、あるいは私の雑本三昧 | 菊地暁
明治期における「内容見本」の出現-型の成立と名称の変遷をたどる | 大尾侑子
雑本・雑書の視点から見た『明治文化全集』と帝国図書館の蔵書 | 鈴木宏宗
版元営業はどのような仕事か | 平林緑萌
魔窟的新聞縦覧所の登場と退場、碁会所を添えて | 松﨑貴之
『ノーツ・アンド・クエリーズ』と南方熊楠-アマチュア学者たちの国際投書空間 | 志村真幸
日本初の健康雑誌だった『健康之友』(大正十三年五月創刊)について | 神保町のオタ
大正初期グラフ雑誌カタログ―忘れられた第一次ブーム | 藤元直樹
雑誌屋考―地本、小新聞と絵双紙屋 | 稲岡勝
『昭和発禁年表』編者・福岡井吉とは誰か | 鈴木宏宗
出版に託された“一つの神道”という夢-会通社の社史が映す近代神道 | 木村悠之介
お役所メディアを探せ!-官報類似出版物の省庁・地方官庁への広がりと、その利用可能性を考える | 藤元直樹
知的活動の場としての図書館-石川県立図書館の施設・サービス・展示とイベント | 田村俊作
書評 『近代蔵書印譜』第六編 | 鈴木宏宗

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