信仰から解放されない子どもたち #宗教2世に信教の自由を

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[2023年4月/四六判/264頁/]
編/著=横道 誠
発行=明石書店


目次:
はじめに

序章 永遠の地獄だと思いながら日々を生きていた。
人生の早い段階で、何度も「永遠」を感じたことは、
私の人生観を特殊なものにした。
【編著者・横道誠の宗教2世体験】

第I部 談話:宗教2世が宗教2世を支援する
第一章 自分がこう感じているとか、
ほんとうはこうしたいとか、これがやりたい、
これが好きだとかを徹底的に否定されながら育つんです。
【統一教会を脱会して声をあげた、ぷるもさん】

第二章 私の人生は、悔しさと怒りで突っ走ってきたようなもので。
絶対成功してやろうと、それだけを思って生きてきました。
【オウム真理教を脱会して発信を始めた、まひろさん】

第三章 親も被害者であり、子どもも被害者であると思います。
【天理教教会の五代目、ヨシさん】

第四章 弟の葬式が終わってから、すぐ家を出ました。
この家にいたらやばいなと。もう一秒たりともいられないと思ったんです。
【エホバの証人を辞めてピアサポーターとして活躍する、ちざわりんさん】

第五章 「なんで怒っちゃいけないと思っているの?」と
尋ねられたときに、「あ、私のなかにまだ宗教の教えが残っているんだ」
という衝撃がありました。
【宗教2世マンガの作者、菊池真理子さん】

第II部 対談:各分野のプロフェッショナルはどう考えるか
第六章 宗教2世問題をいかに世間、社会、支援者に知ってもらうか。
【子ども政策を専門とする、末冨芳さんとの対談】

第七章 子どもの権利の観点から、子どもの信仰の自由をどう保障していくのか。
【ソーシャルワーカー兼弁護士、安井飛鳥さんとの対談】

第八章 カルト問題の知識はじつは必須じゃないんですよね。
【『やや日刊カルト新聞』代表、藤倉善郎さんとの対談】

第九章 「宗教2世」問題が、多文化共生、多文化理解の文脈に
つながっていくということは非常に重要だと思っています。
【宗教社会学者・塚田穂高さんとの対談】

終章 支援について考える

おわりに

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