未来から来たフェミニスト 北村兼子と​山川菊栄

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[2023年5月/A5/336頁/]
発行=花束書房


目次:
●はじめに
生きづらさを突き破って、未来へ

●北村兼子
1章 法律でフェミニズムに目覚める
2章 性加害と闘う
3章 フェミニズムの言葉を磨く
4章 〈大大阪〉の資本主義と労働運動を描く

[エッセイ]〈大阪フェミニスト群像1〉
大阪の若い女性たちを騒がせた日本画家・島成園
| macca

5章 セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツを語る

[論考]
人口政策や優生学と離れたところに立っていた
-堕胎の罪を無くすのはいつまで「時期尚早」か?
| 大橋由香子

6章 政治を語り、運動を進める
7章 国境を越えて平和を叫ぶ
8章 大空を飛ぶ

[エッセイ]〈大阪フェミニスト群像2〉
メディアの暴力と闘った人見絹枝と北村兼子

●山川菊栄
[論考]〈いま、菊栄に続きたい1〉
山川菊栄の思想を明日へつなぐ | 山田(樋浦)敬子

[座談会]「山川菊栄文庫」に見る思想と横顔
| 山田(樋浦)敬子×佐藤礼次×山口順子

[論考]〈いま、菊栄に続きたい2〉
恋愛の自由を売らずに生きていくために
-廃娼論者としての山川菊栄が主張していたこと | 林葉子

[論考]〈いま、菊栄に続きたい3〉
山川菊栄の生理休暇論 | 豊田真穂

[論考]現代の課題にそのまま使える山川菊栄のリプロ論
-堕胎を禁じるより、必要なる者には安全な方法を | 大橋由香子

[論考]〈国際的視点1〉
カーペンター『中性論』の翻訳と『番紅花』同人との交流 | 趙書心

[エッセイ]〈国際的視点2〉
コロンタイと対話する山川菊栄 | 高柳聡子

[論考]〈国際的視点3〉
山川菊栄と黄信徳にみる植民地主義認識 | 宋連玉

[対談]バラバラに、でも全体で考える未来へ
-『らんたん』・議論・フェミニズム
| 柚木麻子(小説家)×松尾亜紀子(エトセトラブックス代表)

[書評エッセイ ]
Unforgettabl-忘却を阻むために | 栗田隆子

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