1/4で生きる 重度脳性麻痺障害者〈自立〉のための闘い
[2023年6月/四六判/224頁/]
著=藤沢 由知
発行=明石書店
目次:
まえがき
第1章 誕生、そして脳性小児麻痺者として生きる
1957年、体重500グラムの未熟児として生まれる
真っ赤なバラ
母の神頼み
母とのリハビリ奮闘記
機能改善病院、北療育園に入院する
脳性麻痺とは……
第2章 養護学校へ、そして仲間との出会い
小学校での生活がはじまる
小学校四年生、機能改善病院より強制退院
機能改善病院への再入院
養護学校中学部に入学する
高校進学と同時に退院、家族の元で暮らす
府中闘争に参加する
養護学校を卒業する
第3章 成人施設へ、そして障害者運動から学ぶ
成人施設に入所する
成人式を迎える
清瀬療護園での日々
越えるに越えられない障害
人生初めて結婚について考えた
外に目を向けて動いてみる
両親の離婚でびっくり!
施設生活に区切りをつける
施設生活撤収準備の日々
第4章 社会に飛び出せ、そして自立生活へ
これでも自立生活なの……
共働学舎で自立生活の実習
大学のキャンパスで介助者探し
やっと賃貸を借りられた
自分の生活を作る
第一二回全障連全国大会
共働学舎の園長になる
再起か、それとも何もない生活か
第5章 起業へ、そして茨の道は続く
NPO福祉開発研究センターを設立する
センターの現在、そしてこれからの話
茨の道はまだまだ続く
付録 藤沢由知が考える介護と介助
あとがき