少女マンガはどこからきたの? 「少女マンガを語る会」全記録
[2023年6月/A5/348頁/]
編=ヤマダトモコ/増田のぞみ/小西優里/想田四
発行=青土社
目次:
ごあいさつ 水野英子
第1回 少女マンガ家の誕生
(1999年9月26日:池袋西口『談話室 滝沢』)
参加メンバー:
今村洋子/上田トシコ/北島洋子/高橋真琴
ちばてつや/花村えい子/牧美也子/水野英子
むれあきこ/望月あきら/わたなべまさこ
司会進行:水野英子
自己紹介
デビューの頃
戦前・戦後初期の女性マンガ家と少女文化
母もの志向のわけ、少女マンガのタブー
原稿の返却、著作権
展開していく少女マンガ
質疑応答
注
第2回 少女マンガはいかに編集されてきたか
(1999年11月15日:池袋『東方会館』)
参加メンバー:
今村洋子/上田トシコ/北島洋子
水野英子/花村えい子/牧美也子
望月あきら/わたなべまさこ
司会進行:水野英子
自己紹介
編集者の仕事
少女マンガと絵物語の関係
少女誌を男性編集者が担当すること
スタイル画
(少女)マンガの役割と可能性
注
第3回 少女マンガが読者の手にわたるとき
(2000年5月30日:後楽園『かんとく亭』)
参加メンバー:
今村洋子/北島洋子/巴里夫
花村えい子/水野英子/むれあきこ
望月あきら/わたなべまさこ
司会進行:水野英子
自己紹介
赤本から貸本へ
母もの、童謡……貸本マンガは何を描いていたのか
貸本の原稿料、貸本末期の少女誌『銀河』
貸本屋という職業
劇画と少女マンガの関係
女性向け貸本はいつ増えたか
大阪方面の貸本事情
女性の貸本マンガ家
質疑応答
注
第4回 「少女マンガ」というジャンルの成立
(2000年8月2日:後楽園『かんとく亭』)
参加メンバー:
今村洋子/上田トシコ/高橋真琴
巴里夫/水野英子/むれあきこ
望月あきら/わたなべまさこ
司会進行:水野英子
自己紹介
いつ少女・少年マンガジャンルが分岐したのか
少女マンガを描く男性マンガ家
クレームやタブー
低かった少女マンガ家の地位
赤本・貸本時代の少女マンガ家
瞳の星、大阪の時代
注
解説 増田のぞみ
謝辞
発起人及び編者・注釈執筆及び図版選者紹介