はたちの時代 60年代と私

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[2023年6月/四六判/448頁/] 
著=重信房子 
発行=太田出版


目次:
第一部 はたちの時代
第1章 はたちの時代の前史
私のうまれてきた時代/就職するということ 1964年-18歳
新入社員、大学をめざす


第2章 1965年 大学に入学した
1965年という時代の熱気/他人のための正義に共感/マロニエ通り

第3章 大学生活をたのしむ
創作活動の夢/弁論をやってみる/婚約/デモに行く/初めての学生大会
研連執行部として


第二部 明治大学学費値上げ反対闘争
第4章 学費値上げと学生たち
当時の牧歌的な学生運動/戦後民主主義を体現していた自治会運動
話し合いの「七・二協定」/田口富久治教授の嘲笑


第5章 自治会をめぐる攻防
スト権確立とバリケード-昼間部の闘い/II部(夜間部)秋の闘いへ
多数派工作に奔走する/議事を進行する/日共執行部案否決 対案採択


第6章 大学当局との対決へ
バリケードの中の自治/大学当局との激論/学費値上げ正式決定
収拾のための裏面工作/対立から妥結への模索/最後の交渉と機動隊導入


第7章 不本意な幕切れを乗り越えて
覚書-二・二協定の真相/覚え書き(二・二協定)をめぐる学生たちの動き

第三部 実力闘争の時代
第8章 社学同参加と現代思想研究会-1967年
私が触れた学生運動の時代/全学連再建と明大「二・二協定」
明大学費闘争から再生へ


第9章 社学同への加盟
社学同加盟と現代思想研究会/現思研としての活動を始める
67年春、福島県議選の応援/今も憲法を問う砂川闘争
あれこれの学内党派対立/駿河台の文化活動


第10章 激動の戦線
角材を先頭に突撃/一〇・八闘争の衝撃/三里塚闘争への参加
68年5月革命にふるえる/初めての神田カルチェラタン闘争-1968年6月
68年国際反戦集会の感動


第四部 赤軍派の時代
第11章 赤軍派への参加と「七・六事件」
激しかったあの時代/1969年の政治状況/四・二八沖縄闘争
赤軍フラクション参加への道/藤本さんが拉致された、不思議な事件
7月5日までのこと/69年7月6日の事件/乱闘-七月六日の逆襲/過ちからの出発


第12章 共産主義者同盟赤軍派結成
女で上等!/関西への退却/塩見さんらの拉致からの脱走/共産同赤軍派結成へ

第13章 赤軍派の登場と戦い
初の政治集会-世界革命戦争宣言/「大阪戦争」/「東京戦争」
弾圧の強化の中で/支えてくれた人々/前段階蜂起と組織再編
大敗北-大菩薩峠事件/初めての逮捕-党派をこえた女たちの連帯


第14章 国際根拠地建設へ
前段階蜂起失敗のあと/よど号ハイジャック作戦
ハイジャック闘争と日本委員会/深まる弾圧-再逮捕/思索の中で


第五部 パレスチナ連帯と赤軍派との乖離(かいり)の中で
第15章 パレスチナ連帯の夢
国際根拠地パレスチナへ/赤軍派指導部の崩壊/森恒夫さん指導下の赤軍派
パレスチナへの道


第16章 パレスチナから見つめる
ベイルートについた私たち/統一赤軍結成/アラブの私たち-赤軍派との決別
新党結成の破産/ジャスミンの歩道で遠山さんを見た
連合赤軍の最後とアラブの私たち/新たな変革の道を求めて

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