ジャン=リュック・ナンシーの哲学 共同性、意味、世界

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[2023年6月/新書/382頁/]
編= 西山雄二/柿並良佑
発行=読書人


目次:
I ナンシー哲学の原像
Mêmaltération -ナンシー、同という他化
| 柿並 良佑

ナンシーにおけるsingulier plurielについて
-なぜ複数の……があるのか、ひとつではなく
| 澤田 直

哲学の転生、または〈分有〉の未来 | 西谷 修

非人間的なものたちとの共存?
-ジャン=リュック・ナンシーにおけるエコロジーについて
| ジェローム・レーブル[黒木 秀房訳]

共同体の不可能な可能性
| ジャコブ・ロゴザンスキー[松葉 類訳]

II 同時代への参与
三〇年後の「政治的なもの」 | 松葉 祥一

闇のなかの遠くへの眼差し-ジャン=リュック・ナンシーによるヨーロッパ論
| 西山 雄二

戦争、あるいは限界で生きることを学ぶ
| 鵜飼 哲

III 思考の共同性のなかで
無限なものの水平圏内で-彗星スピノザに感応するナンシー | 合田 正人
途切れつつ続く流れ-ナンシーとブランショ | 郷原 佳以
ナンシーとレヴィナス- sens について | 渡名喜 庸哲
一と多-ジャン=リュック・ナンシーとアラン・バディウ | 市川 崇

IV ナンシーと共に生きる
コルピュス | ジャン=クレ・マルタン[吉松 覚訳]

思考の蜂起、あるいは哲学の誕生-ジャン=リュック・ナンシーのために
| ボヤン・マンチェフ[乙幡 亮訳]

実存の縁で-ジャン=リュック・ナンシーのために | 小林 康夫

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