関東大震災と鉄道 「今」へと続く記憶をたどる

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[2023年7月/文庫/304頁/]
《ちくま文庫》
著=内田 宗治
発行=筑摩書房


目次:
第1章 根府川駅大惨事
1 国府津発真鶴行き普通列車

第2章 巨大ターミナルと群衆
1 東京駅「早く線路に飛び降りろ!」
2 上野駅 避難列車、発車できず

第3章 急停車した列車の運命
1 関東大震災、被害の全貌
2 一二五本の列車
3 被災列車にドラマあり「海へ墜落してでも進行させよ」
4 線路、橋、トンネル
5 大破、消滅した駅
6 水を確保せよ
7 省線電車と私鉄
8 鉄道を襲った津波の数々

第4章 通信と報道
1 鉄道電話寸断
2 新聞記者奮闘す めざせ、大阪一番乗り

第5章 猛火との戦い
1 三日間燃え続けた東京市内
2 東京駅の存亡は、車掌室の死守にあり
3 翌日、猛火は上野駅に迫った
4 都心駅を焼き尽す
5 四〇〇両が、路上で灰燼に帰した東京市電
6 崩れた街を猛火が襲った横浜

第6章 避難列車
1 避難民を無賃輸送
2 避難列車道中記 大震災に人情あり
3 救援に駆けつけた関釜連絡船
4 復旧への道のり
5 郊外電車の時代へ

おわりに
文庫版あとがき
解説 | 今尾恵介

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