「逆張り」の研究
[2023年6月/四六判/256頁/]
著=綿野 恵太 発行=筑摩書房
目次:
まえがき
逆張りくんによる「逆張り」の研究
第1章 「成功したければ逆張りをしろ」
-投資家と注意経済の時代
第2章 「どっちもどっち」の相対主義と「この道しかない」の絶対主義
-同じところで同じ情報がぐるぐる回っている
第3章 「昨日の敵は、今日の友」
-アンチと「アンチのアンチ」の戦争
第4章 「ブーメランが突き刺さっている」
-アンチ・リベラルの論法
第5章 「他人からええように思われたいだけや」
-動機を際限なく詮索するシニシズム
第6章 「そこまで言って委員会」
-インターネット学級会とネトウヨになりかけたTくん
第7章 「やっぱり東野圭吾が一番」
-逆張りとしての批評
第8章 「脳をつつけば世界はガラリと変わって見える」
-はるしにゃんとケミカルな唯物論
第9章 逆張りは多数派の敵でありつつ、友でなければならない
あとがき