水滴の自叙伝 コミューン、寿町、沖縄を生きて

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[2023年6月/四六H/520頁/]
著=野本三吉
発行=現代書館


目次:
はじめに-出会いの戦後史をふり返る

第1章 生まれた時、戦争だった
生まれた時、戦争だった
東京大空襲、その前後
分教場のある風景
密林を生きる少年群像
放射能の時代を生きる
それぞれの夢、芽生えるとき
安保闘争と、その時代
「子ども学」への旅立ちのとき

第2章 教師自身・ぼくの戦場
新米教師、模索する日々
教師自身・ぼくの戦場
自立と連帯の思想
訣別のとき、旅立ちのとき
教育コミューンの原像
「緑色の根拠地」での収穫祭
ぼくは太陽の子どもだった
共存社会への模索

第3章 寄せ場、出会いと交流の街
ニライカナイの幻影
開かれたるコミューン
ドヤ街で暮らす
寄せ場・であいと交流の街
呼応するいのち・出会いのとき
試練の時から再生の季節へ
児童福祉司として生きる
水は優しく深くうごきだす
新たな時代への予兆

第4章 つながりを見えるものに
鎌倉アカデミアの志を継ぐ
つながりを見えるものに
二一世紀はいのちの時代
地域に根ざし共に生きる大学へ
海と島のある風景
一人ひとりの志が時代をつくる
小異を捨てず、大同につく

第5章 水滴が竜神となる日
小さな大学の大きな挑戦
生きること、それがぼくの仕事
森の中の小さな泉のように
人生しめくくりへの旅立ち
水滴が竜神となる日

あとがき-水滴として生きるために
野本三吉(加藤彰彦)あゆみと時代の年譜

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