無限発話 買われた私たちが語る性売買の現場

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[2023年7月/A5/196頁/]
著=性売買経験当事者ネットワーク・ムンチ
訳=萩原恵美
監=金富子
発行=梨の木舎


目次:
日本の読者の皆さんへ
はじめに 私たちの存在こそが実践だ
ムンチのメンバーが性売買経験当事者運動に取り組む理由

1章 性売買のさまざまな現場から
ソープランド
集結地
島のタバン
座布団屋
キャッチの店
条件デート
手引き屋

餅タバン

[座談会1]無限発話〜当事者が語るということ
なぜ語るのか
自発/非自発などという区別はない
性売買にもランクがある
「性売買していた女」に向けられる視線
強がり、見栄、プライド

2章 性売買女性を生きるということ
「当たり」の店主を探して
グッとこらえて借金を減らさなきゃ
ヘンタイいろいろ、同じ穴のムジナ
タバンで売るもの
後悔
自分のことなのに自分には権利のない「仕事」
指名での出前
ラクに稼げるという甘いことば
港のタバン
脱出
平凡な一市民

[座談会2]無限発話〜当事者が語るということ
自分を守るために搾取に慣らされる
より「売れる」ために学び身につけること
おびただしい薬物と暴力と死
警察と抱主

3章 性売買の現場でみた売春男性たち
男ばかり悪者にされても困る
売春男は全国に5人?
私って何?
車に乗って
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××野郎
見た目にだまされるな
ルームサロンのクズども
集結地のダニ
まただまされた!

[座談会3]無限発話〜当事者が語るということ
売春者の求めるもの
暴力が暴力でないかのように
私たちが死んでも復讐してちょうだい

[かいせつ]
『無限発話』がとうもの | 萩原恵
監修者あとがき | 金富子

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