徳永直の創作と理論 プロレタリア文学における労働者作家の大衆性

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[2023年8月/四六H/440頁/]
著=和田崇
発行=論創社


目次:
序章 徳永直文学の再検討
第1部 『太陽のない街』の大衆性と海外伝播
第1章 『太陽のない街』の背景
第2章 『太陽のない街』の創作方法
第3章 越境する『太陽のない街』
第4章 ドイツにおける『太陽のない街

第2部 芸術大衆化とリアリズム
第1章 プロレタリア大衆文学論の意義
第2章 純粋小説論と実録文学論の共時性
第3章 「創作方法上の新転換」とその周辺
第4章 〈島原女〉の身体と捨象

第3部 徳永直の戦中・戦後
第1章 「八年制」と教育疎外
第2章 「労働の価値」と国策
第3章 完全転向と大衆化論の残滓
第4章 戦後の出発

結章 徳永直の大衆性が示すもの

あとがき
付録 徳永直著作目録

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