関東大震災100年 現代思想2023年9月臨時増刊号

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[2023年8月/菊大判/198頁/]
発行=青土社


目次:
[総特集]関東大震災100年

【討議】
虐殺の歴史の延長線上に立つ | 飯山由貴+朴沙羅

【マンガ】
關東大震大火實況 | 永美太郎

【惨禍の実相】
「虐殺絵」が時代をこえて射るもの | 新井勝紘
ろう者の画家・高増径草の震災体験-関東大震災下における「日本人」のゆらぎ | 小薗崇明

【災厄の政治学】
市民社会の「隠れ屋」-人種主義的認識が作動・反復する時 | 平野克弥
1906年から1923年へ-「大正アナルコ‐サンジカリズム時代」と虐殺についての素描 | 酒井隆史
金子光晴と大虐殺の記憶-「東京哀惜詩篇」から「東京哀傷詩篇」へ | 逆井聡人
関東大震災前後と革命的知識人-有島武郎と日本共産党をめぐる1考察 | 木村政樹

【流転する都市】
過去に学び、未来につなぐ地震学 | 武村雅之
関東大震災・墓地移転と公園墓地 | 北原糸子
帝都復興計画に期待した女性たち-都市計画と婦人運動の接近と別離 | 中川雄大
反復と伝承-100年前の災害を語りなおすために | 高原耕平

【創造と記憶】
惨事の見落とし-『風立ちぬ』の「不注意な主人公」について | 鷲谷花
「魔的なもの」の復活-荒俣宏『帝都物語』論 | 茂木謙之介
都市景観と歴史展示の多元性-ポスト・コロナの建築・デザイン史 | 天内大樹

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