戦時下日本の娯楽政策 文化・芸術の動員を問う

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[2023年8月/A5/266頁/]
著=戸ノ下 達也
発行=青弓社


目次:
はじめに

第1章 戦時期の娯楽認識
1 日中戦争期に至る娯楽政策
2 権田保之助の地方娯楽への意識
3 社会教育としての娯楽政策
4 文部省の地方娯楽調査
5 朝日新聞社の地方娯楽調査
6 農村地域の状況

第2章 満洲事変期の娯楽政策
1 文部省の娯楽政策
2 内務省の娯楽政策
3 立法の意識
4 娯楽の現実

第3章 日中戦争期の変遷
1 文部省
2 内務省

第4章 内閣情報部の娯楽政策
1 内閣情報委員会から内閣情報部に至る過程
2 国民精神総動員運動の推進
3 国民精神総動員運動の再構築
4 情報局の発足
5 娯楽の受け止め方

第5章 アジア・太平洋戦争期の内閣の文化政策
1 情報局の娯楽政策
2 内務省の姿勢
3 敵性音楽の排除

第6章 戦略的守勢から敗戦に至る文化政策
1 決戦非常措置要綱発表に至る経緯
2 決戦非常措置要綱の発表
3 決戦非常措置要綱がもたらしたもの

第7章 敗戦に至る娯楽政策
1 言論暢達政策の展開
2 立法の娯楽認識
3 音楽界の取り組み
4 敗戦という経験

おわりに

あとがき

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