本土決戦と外国人強制労働
[2023年9月/四六判/200頁/]
監=山田朗
編/著=長野県強制労働調査ネットワーク
発行=高文研
目次:
●日本焼結工場(中国人・朝鮮人)
-鉄不足を補うため、黒姫山麓の酸化鉄を含む赤土を掘削
●松代大本営地下壕(朝鮮人)
-本土決戦に向け、大本営の移転先を構築
●長野飛行場(朝鮮人)
-松代への大本営移転に伴う飛行場の誘導路拡張工事
●須坂通信(送信)施設用地下壕(朝鮮人)
-松代大本営の移転に伴い送信施設用地下壕を掘削
●上田地下飛行機工場(朝鮮人)
-三菱重工業の戦闘機工場の疎開先として地下壕を掘削
●陸軍松本飛行場(朝鮮人)
-本土決戦に備えた陸軍飛行場建設
●松本地下飛行機工場(朝鮮人・中国人)
-三菱重工業名古屋航空機製作所の疎開先になる地下・半地 下工場建設
●昭和電工大町工場(朝鮮人)
-軍用機材料となるアルミニウムの製造作業
●木曽の発電所(朝鮮人・中国人)
-木曽地域の三浦貯水地堰堤工事と二つの発電所建設工事
●諏訪鉄山(朝鮮人・連合国軍捕虜)
-鉄不足を補うため蓼科高原一帯での褐鉄鉱の採掘
●平岡ダム(朝鮮人・連合国軍捕虜・中国人)
-天竜川での発電用ダム建設工事
●飯島発電所(朝鮮人)
-遠山川流域での発電所工事と隧道工事