ウクライナの地政学

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[2023年10月/新書/144頁/]
《文庫クセジュ》
著=エマニュエル・アルマンドン
訳=村松 恭平
発行=白水社


1991年の独立以降、ウクライナが直面した重要な段階を描き、ロシア、EU、NATOとの関係がどう変化したかを明らかにする。

目次:
序文
第一章 ウクライナの「欧州への回帰」
I ウクライナの指導者による欧州の選択
1 レオニード・クラフチュク大統領下のウクライナと欧州の関係
2 クチマ大統領下のウクライナと欧州
3 オレンジ革命とヴィクトル・ユシチェンコ大統領の欧州計画
4 ヴィクトル・ヤヌコーヴィチ大統領下のウクライナとEU

II ウクライナの欧州統合-支障だらけの道のり
1 国内問題
2 欧州の躊躇

III ウクライナ国民から見た欧州
1 EUに対するプラスのイメージ
2 EU加盟は全ウクライナ人の共通目標か?

第二章 ウクライナとロシアの関係
I 1991年以降の慢性化した緊張状態
1 ロシアが容認できないウクライナの独立
2 クリミア、セバストポリ、黒海艦隊
3 ウクライナの外交政策に関する方針

II 強い依存
1 経済的な結び付きの重み
2 少数派のロシア系住民の重み

III ウクライナ社会におけるロシアに対する見方
-ユーロマイダン以前と以後
1 隣国ロシアに対する本当の好感
2 ロシアのイメージの不可避的な悪化
結び

用語解説
訳者あとがき

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