国家をもたぬよう社会は努めてきた クラストルは語る
[2021年10月/四六判/272頁/]
著=ピエール・クラストル 訳=酒井隆史 発行=洛北出版
目次:
ミゲル・アバンス-ルによる序文
ピエ-ル・クラストルの声
ピエ-ル・クラストル インタビュ-
断絶のパッション-ピエ-ル・クラストルとその「事後効果」 | 解題 酒井隆史
ピエ-ル・クラストルとはだれか?
『反-神話』誌インタビュ-の文脈
-「社会主義か野蛮か」、アバンス-ル、クラストル
政治のコペルニクス的転回と反・ホッブズ
-ミゲル・アバンス-ルとクラストル
強制的権力と非強制的権力
-フーコー、ニーチェ、クラストル
断絶のパッション-ラ・ポエシとクラストル
未開と野蛮ー「原国家仮説」について
「自発的隷従論」再考-権力と暴力をめぐるひとつの短い迂回
自己-野蛮化と創造的的拒絶-J・C・スコットとクラストル
インディアンはいかにかぞえるか
-ニコル・コロー、古代ギリシャ、グラアニ
不可視の政府と宇宙的政体
-マーシャル・サーリンズとクラストル