情況 2023年秋号 [第6期4号]
[2023年11月/A5/288頁/]
特集=メンタルヘルス
発行=情況出版
目次:
「メンタルヘルス」はいかなる次元で問われるべきか 特集によせて | 塩野谷恭輔・音江鈴
ケアと革命-なぜリベラリズムはケア論におびえるのか | 栗田英彦
[座談会]
「政治にメンタルヘルスは不要なのか? ケア・「右傾」言説・新左翼」(前半)
「討議の前提」と「討議を終えて」 | 海上宏美
健康の多さを言う | とりいめぐみ
哀悼的正義とポスト資本主義的無能性 | 杉田俊介
わたしと魔女 | 七草繭子
未来を希望するために-ポストモダン論としての加速主義と思弁的実在論 | 幸村燕
日本のポストモダンの美学とジャック・ラカンの無関係性 | 三脇康生
ハイデガーとラカン、ふたたび-書面インタビュー:小笠原晋也
エクソシズム(悪魔祓い)とメンタルヘルス:田中昇神父インタビュー
新しい「サイボーグ=ヒステリー」のマニフェストのために | 久保田泰考
メンヘラメタバース | 蘭茶みすみ
「ヒステリーの言説」を超えて-ある救援活動の総括 | 大野左紀子
[座談会]
「政治にメンタルヘルスは不要なのか? ケア・「右傾」言説・新左翼」(後半)
集団的セラピー効果 | 長崎浩
インタビュー:現代日本と学生の「死にたい」 | 儚
【連載】
ユートピアの現象学3 第二章 大衆蜂起と死の欲動 | 笠井潔
川元祥一と文学者たち | 河村義人
国家権力は、いったい何を取り締まったのか? 14 | 髙井ホアン
この時代に、廣松渉・吉田宏晳『新版仏教と事的世界観』(作品社)をどう読むか | 髙橋順一
『新版 仏教と事的世界観』を読む前に情況読者への仏教入門-「佛教のいろは」 | 吉田宏晢
屠場を行き交う人々の慈悲 | 渡辺嘉鹊
「インター」は聞こえたか-北大一九六九年
マイナンバーが大学を襲う日 | 大森開登
ウクライナ戦争に関して | 松平直彦
【読後感】
『経済学の冒険』/『『資本論』と現代世界』/『キリスト教学校の「犯罪」』/
『街場のはやり歌』/『ジャニーズ帝国60年興亡』/『エヴリンの幻影』/