路上のセンス・オブ・ワンダーと遥かなるそこらへんの旅
[2023年11月/四六判/352頁/]
著=宮田 珠己
発行=亜紀書房
目次:
はじめに-路上のセンス・オブ・ワンダーと遥かなるそこらへんの旅
1.目白から哲学堂公園
●緊急対策会議と、無言板
●十字架型の池と、不毛な東京という記憶
●空想の箱庭と、世紀末マンション
2.二子玉川から等々力渓谷
●街の中の公園、山の中のコンビニ
●石像の寺と地底の川
●坂の鑑賞と、今とは反対の古墳
3.赤塚から高島平
●暗渠の魅力はたとえ暗渠でなくたって魅力
●三番目大仏巡礼
●ガスタンクと空中団地
4.大鳥居から平和島
●交通公園と富士塚は似ている
●鉄塔と大鳥居
●謎の岩山と道路の切り身
5.浅草から北千住
●過去は思っていた風景と全然違うんじゃないか疑惑
●電線動脈瘤
●「ゆかりの地」より、誰も注目していない奇妙なもの
6.黒川から鶴川
●秘密の鉄塔林
●何の変哲もない住宅街を楽しむには
7.麻布十番から築地本願寺
●無人の住宅街と、東京タワーのかっこいい根元
●日本庭園と海の生きもの
8.王子から赤羽
●鉄塔の脚元の庭
●赤羽の迷宮路地と白いピカピカした街並み
9.阿佐ヶ谷界隈
●昔住んでいた家と植物のふりした妖怪
●無言板と、見えているけど見えていない世界
10.神楽坂から曙橋[追録編]
●現場で適当につくられた自由課題みたいな遊具
●レプリカ遺跡と金星人 高低差にはじまり高低差に終わる
あとがき
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