存在論的中絶

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[2023年12月/四六判/368頁/]
著=石川義正
発行=月曜社


目次:
はじめに

第一章 中絶の哲学史
1 障害・優生・人工妊娠中絶
2 哲学の人工妊娠中絶
3 世界の中絶

第二章 ヴァイオリニストと猫-生命倫理学について

第三章「便所」をめぐる闘争-エントロピーについて

第四章 死の越境-主体化について
1 優生保護法改定をめぐって
2 自殺と革命
3 スピノザと「私」
4 死者と生者の無限判断

第五章 生殖するアンティゴネー -大江健三郎『水死』について

第六章 啓蒙のパラドクス-埴谷雄高『死霊』について

第七章 存在論的中絶-性選択について
1 妊娠と変様〔アフェクチオ〕
2 バートルビーの進化論
3 プログラムと約束
4 歴史の中絶

おわりに

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