レイシャル・プロファイリング 警察による人種差別を問う
[2023年11月/A5/320頁/]
編/著=宮下 萌
発行=大月書店
目次:
序 論 | 宮下萌・明戸隆浩
第1部 レイシャル・プロファイリングの実態と司法
第1章 取材から見えた、日本のレイシャル・プロファイリングの現在地 | 國崎万智
第2章 ムスリムに対するレイシャル・プロファイリング | 井桁大介
第3章 事例としてのムスリム母子不当聴取事件 | 西山温子
第4章 量的データから見る日本のレイシャル・プロファイリングの実態
-2021年度東弁調査の分析から | 明戸隆浩・有園洋一・古池秀・宮下萌
第5章 質的データから見る日本のレイシャル・プロファイリングの実態
-2021年度東弁調査自由回答およびインタビュー調査から | 宮下萌・曺慶鎬
第6章 レイシャル・プロファイリングと国際人権
-一般的勧告36の紹介を中心に | 宮下萌
第2部 多角的な視点からレイシャル・プロファイリングを考える
第7章 Floyd訴訟後のニューヨーク市におけるポリシング政策 | 今野健一・高橋早苗
第8章 刑事政策論から見たレイシャル・プロファイリング | 寺中誠
第9章 「職務質問道」が言語化する技能と言語化しない直感・違和感 | 矢吹康夫
第10章 「ハーフ」「ミックス」の人々とレイシャル・プロファイリング | 下地ローレンス吉孝
第11章 マイノリティに対する犯罪レイシャル・プロファイリングの不当性 | 堀田義太郎
第12章 アルゴリズムの判断はいつ差別であるといえるか-COMPAS事例を参照して | 前田春香