宇野理論とパレート最適 さらば古典、されど古典

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[2023年11月/A5/208頁/]
著=山本哲三
発行=社会評論社


目次:
序 章 純粋経済学-資本主義とは何か

前編
第一章 唯物論とマルクス・宇野の価値法則論
A.自己疎外論から経済学批判へ
B.リカードとマルクスの労働価値説
C.宇野弘蔵の価値論

第二章 価値法則の論証
A.宇野弘蔵のユニークな価値論
B. 価値法則の論証-価値と労働時間
C.価値法則の体系-人口法則と生産価格

後編
第三章 ローザンヌ学派の純粋経済学 一般均衡の理論
A.ワルラスの純粋経済学
B.ワルラスの方程式体系
C.エッジワースとパレートの価値論
D.ローザンヌ学派の光芒

第四章 パレート最適と一般均衡
A.ヒックスの貢献
B.交換と生産の理論
C.価格機構と競争

第五章 経済学古典の到達点
A.宇野経済学の核心と近経の宇野理論批判
B.一般均衡理論と方法論
C.方法論の転回-ワルラスからパレートへ
D.二つの古典の特徴とその意義

終 章 現代経済学の誕生-社会科学の方法
A.物理学の発展
B.ケインズ革命(有効需要の原理)
C.耐久財のジレンマ-二つの経済学の「古典」化
D.価値論から経済成長論へ
E.おわりに-さらば古典、されど古典

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