反資本主義 新自由主義の危機から〈真の自由〉へ
[2023年11月/四六判/344頁/]
著=デヴィッド・ハーヴェイ
監訳=大屋定晴
訳=中村好孝/新井田智幸/三崎和志
発行=作品社
目次:
[はじめに]
新自由主義的資本主義のネオ・ファシズム的転回
| ジョーダン・T・キャンプ
[編者まえがき]
新たな社会主義的代替案(オルタナティブ)の討議のために
| ジョーダン・T・キャンプ/クリス・カルーソ
序論 グローバルな社会的騒乱
第1部 新自由主義の歴史的展開とそのシステムの矛盾
第1章 新自由主義の歴史
第3章 権力の金融化
第4章 権威主義的転換
第5章 社会主義と自由
第2部 資本の地理的展開と複利的成長
-資本主義の地政学(ジオポリティクス)と都市空間(アーバナイゼーション)
第6章 世界経済と中国
第7章 資本主義の地政学
第8章 成長シンドローム
第9章 消費者選択の侵食
第3部 資本主義における略奪と蓄積
第10章 本源的蓄積
第11章 略奪による蓄積
第4部 世界で何が起きているのか-新しい労働者階級、環境破壊、価値移転をめぐる地理的競争
第12章 生産と実現
第13章 二酸化炭素排出と気候変動
第14章 剰余価値率か剰余価値量か
第5部 21世紀における疎外の諸相
第15章 疎外
第16章 疎外の実相-工場閉鎖の政治力学
第6部 感染症流行(パンデミック)と資本主義-生存基盤の破壊に抗して
第17章 新型コロナウイルス感染症時代の反資本主義運動
第18章 集団的窮地に対する集団的対応
本書について 著者および編者からの謝辞
[付録]
ロシアのウクライナ侵攻をどう見るか-暫定的な声明(2022年2月25日)
[日本語版解説]
資本主義の克服に資する民衆教育をめざして | 大屋定晴
訳者あとがき