暴力とアディクション
[2024年2月/四六判/256頁/]
著=信田さよ子
発行=青土社
目次:
まえがき
●聴く、見つめる、手を伸ばす
訪れる痛みと与える痛み
なかったかのように
ギャンブル障害と家族の支援
家族の暴力における「秘密と嘘」
「息もできない」-国家の暴力・家族の暴力
ヤングケアラーとアダルト・チルドレン
●家族とは何か
「生存戦略」としての依存症
自分自身が抱える問題で精いっぱいの親たち
丸山豊『月白の道』-オロオロ歩きながらトラウマについて考える
「家族の暴力」はなぜ繰返さるのか-“閉ざされた空間”に潜む病に、専門家が提示する克服への処方箋
家族内暴力の構造を考える
●〈援助〉という思想
グローバル化する精神医療-辺境から眺める
精神医療からの逃走
突然頭痛に襲われた-『チチカット・フォーリーズ』につて
DV加害者プログラムの実戦経験から
「未完の家族」と摂食障害
あとがき