思想としてのアナキズム
[2024年3月/A5H/312頁/]
編=森元斎
発行=以文社
目次:
はじめに
第1章 社会は転倒しなければならない-ロジャヴァ革命とCHAZによる反暴力
| 森元斎
第2章 市民的抵抗における「暴力」と「非暴力」再考
-エリカ・チェノウェスらの非暴力主義的研究に対するベンジャミン・ケースの批判
| 森啓輔
第3章 夜明けのアナーキー-テクノサイエンス時代のサイボーグとコモン
| 清水知子
第4章 もう非戦しかないもんね-幸徳秋水、仁のアナキズム
| 栗原康
第5章 有島武郎と二つの〈家〉-天皇の最も近くで生まれたアナキスト
| 高橋采花
第6章 デュルケムの集合的なものとイマギナチオ
-集合表象概念の哲学的・思想史的意義について
| 近藤和敬
第7章 カントとアナーキーの問題
| 中西淳貴
第8章 系譜学、人類学、オルタナティヴ-デヴィッド・グレーバーの方法について
| 渡辺一樹
第9章 「社会」の考えそこない-グレーバーとレヴィ=ストロースの交差地点
| 近藤宏
第10章 山伏とアナキズム
| 成瀬正憲
第11章 パンクとアナキズム
| 川上幸之介
第12章 メドヴェトキン集団再考-自主管理的な労働と映画の実践
| 東志保
おわりに