安吾さんの太平洋戦争
[2024年1月/文庫/368頁/]
《ちくま文庫》
著=半藤 一利
発行=筑摩書房
目次:
はじめの章
第1章 恋の炎と革命の嵐-昭和十一年
第2章 京都でのデカダンの日々-昭和十二年
第3章 国家総動員法のもとに-昭和十三年
第4章 日本の駆逐艦とソ連の戦闘機-昭和十四年
第5章 世界や日本の激動に我不関焉-昭和十五年
第6章 太平洋戦争がはじまった年-昭和十六年
第7章 チンドン屋と九軍神-昭和十七年
第8章 どんな犠牲をはらっても飛行機を-昭和十八年
第9章 戦勢急転落と「魔の退屈」-昭和十九年
第10章 焼夷弾の降りしきるとき-昭和二十年
第11章 「人間は生き、人間は堕ちる」-昭和二十一年
むすびの章
付録1 偽作『安吾巷談』靖国の神々
付録2 「特攻隊に捧ぐ」坂口安吾