ナチズムの記憶 日常生活からみた第三帝国
[2024年3月/文庫/416頁/]
《ちくま学芸文庫》
著=山本 秀行
発行=筑摩書房
目次:
第1章 褐色の農村と赤い炭鉱町
1 褐色の農村ーケルレ村
2 すっきりしない状況の成立
3 赤い炭鉱ーホーホラルマルク
4 悪い時代のはじまり
第2章 ヒトラーが政権についたとき
1 ナチスは外からやってきた
2 全体としては、がまんできた
3 たいしたことはなく、なにもおきなかった
4 もう他人を信用できなくなった
第3章 民族共同体の夢と現実
1 記憶に残らない不満と批判
2 いい時代だった
3 行ったこともない旅行の記憶
4 たいていの家でもめごとがおきた
5 ハンチングはタブーだった
第4章 ユダヤ人、戦争、外国人労働者
1 内に向けて発動される人種主義
2 もったいないという反応
3 戦争さえなければよかったのに
4 いまでもそのことを恥ずかしく思う
あとがき
ちくま学芸文庫版あとがき