フェミニスト、ゲームやってる
[2024年5月/四六判/320頁/]
著=近藤銀河
発行=晶文社
目次:
はじめに なぜフェミニスト、ゲームやってる
I あの有名なゲーム
#01 かくして私は収奪と救出に失敗する
-「ピクミン4」、やってみた
#02 多様なキャラクターのシューターゲーム
-「スプラトゥーン3」「オーバーウォッチ」「エーペックスレジェンズ」、やってみた
#03 大作ゲームの女性表象とクィア表象の歪みと良さを体感する
-「アサシン クリード オデッセイ」、やってみた
【コラム】語られるレイシズム・語られないセクシズム
II クィアが活躍するゲーム
#04 クィアがオプションじゃない恋愛ゲーム!
-「ボーイフレンド・ダンジョン Boyfriend Dungeon」、やってみた
#05 ゲームの難しさがマイクロアグレッションを表現する?
-「セフォニー Sephonie」、やってみた
#06 選べない環境と自分自身のはざまで
-「ラスト・オブ・アス パート2」、やってみた
【コラム】ボーイズクラブとしてのゲームコミュニティ
III マイノリティの日常を感じるゲーム
#07 トランスジェンダーの日常と過去の解釈を描く
-「テル・ミー・ホワイ Tell me Why」、やってみた
#08 バイセクシュアルの表象とモノの方を向くお引っ越しゲーム
-「アンパッキング」、やってみた
#09 トランスジェンダー男性同士の交流
-「ペイトンの術後訪問記 Peyton’s Post-Op Visits」、やってみた
#10 ノンバイナリーの学生たちの卒業前夜
-「ノーロンガーホーム No Longer Home」、やってみた
【コラム】ゲームと能力主義
IV 80-90年代を描くゲーム
#11 90年代のZineとレズビアンの反抗物語
-「ゴーンホーム Gone Home」、やってみた
#12 クィアなミドルエイジ女性の過去・現在・未来
-「レイク Lake」、やってみた
#13 トランスジェンダー女性記録を消しながら記憶をたどる
-「イフ・ファウンド… If Found…」、やってみた
【コラム】ゲームと障がい
V 歴史を想像するゲーム
#14 台湾の戦後と恐怖を再訪するホラーゲーム
-「返校-Detention-」、やってみた
#15 哀悼と歴史の可能性を考える
-「シベリア:ザ・ワールド・ビフォー Syberia: The World Before」、やってみた
#16 男らしさに呪われる運動家たちの殺人事件
-「ディスコ エリジウム Disco Elysium」、やってみた
#17 社会運動の理想と抵抗のあいだに
-「スパイダーマン:マイルズ・モラレス」、やってみた
【コラム】オープンワールドと都市の遊歩者の課題
VI ファンタジー世界を旅するゲーム
#18 ヘイターと戦うレズビアンでトランスなロードムービー
-「ゲット・イン・ザ・カー、ルーザー Get In The Car, Loser! 」、やってみた
#19 過去と未来を作り変えられる魔女になってどうする?
-「コズミックホイール・ホイール・シスターフッド The Cosmic Wheel Sisterhood」、やってみた
#20 かつて私は、あのゲームの余白にフェミニズムやクィアを投影していた
-「MOTHER2」「ドラゴンクエストVI」「ファイナルファンタジーVI」、やってみた
【コラム】フェミニストのためのゲーム作りガイド
おわりに フェミニストたち、ゲームやっていく
さらにゲームを知るための文献リスト
フェミニストのためのゲームリスト