季報 唯物論研究 167

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[2024年5月/A5/152頁/]
特集=戸坂潤と唯物論研究会(1932-38)
編/発=季報『唯物論研究』刊行会


目次:
[梟vs 雄鶏]
思想史から社会史へ-阿部謹也とその「社会史」を考える | 李依妮

[特集]戸坂潤と唯物論研究会(1932-38)
リード | 田畑稔
唯物論研究会の研究活動と戸坂潤 | 北林雅弘
戸坂潤と中井正一-「委員会の論理」前史 | 藤井祐介
戸坂潤の唯物論哲学の意義とその継承のために-一元的歴史哲学としての唯物論的弁証法への途 | 大石和雄
戸坂潤と「哲学の現実諸形態」・覚書 | 田畑稔
赤松啓介の諸活動と唯物論研究会 | 平等文博
『世界文化』、『土曜日』と久野収 | 木村倫幸
木下尚江と永田廣志-二つの親鸞論 | 川島祐一
闘う唯物論へ-唯物論研究会と「戦無」 | 高根英博
梯明秀の唯物論と量子力学への接近 | 泊寛二

[論文]
山川イズム 日本におけるマルクス主義創成の苦闘(2) | 大藪龍介
アメリカ批判理論と現象学的マルクス主義 | 永井務

[Yuiken交差]
166号特集「21世紀世界とポスト資本主義の理論と実践」論評
-ポスト資本主義の地平はなぜ、いかにして浮上したのか? | 斎藤日出治

大賀正行さんを偲ぶ | 田畑稔
有機的知識人・ネットワーカーだった柏井宏之さんを悼む | 丸山茂樹

[書評]
渡辺憲正『マルクス所有形態論の研究-所有と個体性の世界』 | 孫佳
村岡由梨詩集『眠れる花』 | 矢板進

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