月刊 地平 2024年8月号

143003

[2024年7月/A5/256頁/]
特集1.戦争準備への対抗
特集2.奪われるフェミニズム
発行=地平社


目次:
腐り日本の多数意思に抗う-辺野古 たたかいの10年 | 目取真 俊

【知層 News In-Depth】
インド民主主義の課題-モディ政権とインドの諦めない民衆 | 竹中千春
CO2を海外に投棄?-日本の気候無責任体制 | 深草亜悠美
核ごみ処分地と政治的思惑-玄海町文献調査は何が問題か | 高野 聡

【緊急特集】極右台頭
スペイン 協同する市民-社会基盤としての自治と連帯 | 工藤律子
極右の躍進は民意の反映か-欧州議会選挙の帰結と仏総選挙の行方 | 菊地恵介
反革命-極右運動のグローバルな台頭(抄訳) | ウォールデン・ベロー
積極的連帯をどう築くか  | 大屋定晴
日本保守党の研究 | 古谷経衡

【特集1】戦争準備への対抗
米軍従属の到達点―統合作戦司令部の本質 | 前田哲男
加速する戦争準備と溶解する立法府-2024年前半の安保・外交政策を振り返る | 平和構想研究会

【座談会】平和への市民側の課題をめぐって | 川崎 哲、猿田佐世、杉原浩司

経済秘密保護法は何が問題か | 海渡雄一

【特集2】奪われるフェミニズム
女性活躍の「光」が落とす大きな影 | 菊地夏野

【対談】「フェミニズムの敗北」を乗り越えるために | 水上 文、清水晶子

一九七五、放棄/蜂起するアイスランドの女性たち | 塩田 潤
拡張するフェミニズム-正しい敵対と連帯のために | 趙慶喜

「顔をそむける」-(トランス)フェミニスト・キルジョイ、あるいは「対話」の困難さについて | 藤高和輝

学術会議問題の本質とは
再び、岸田文雄首相に対して日本学術会議の独立性および自主性の尊重と擁護を求める声明
| 広渡清吾

立ち上がる米国の学生たち | 大矢英代
ガザ報道をめぐる用語統制-流出したニューヨークタイムズ内部メモ | ジェレミー・スケイヒル他
この狂気はいつ終わるのか-ラファ 暴力と排除の歴史 | セラジ・アッシ

【シリーズ コトバの復興】
第三のジャーナリズム 第2回 | 花田達朗
言葉と原発 尊厳ある「復興」を返せ | 吉田千亜

【好評連載】
司法退廃 第2回 巨大法律事務所の膨張 | 後藤秀典
会社をどう罰するか 第2回 ネクスコ中日本 笹子トンネル天井板崩落事故(2) | 樫田秀樹
向精神薬 認知症と発達障害の闇 | 山岡淳一郎 薬と日本人 第2回
ウクライナ通信 ドンバスの風に吹かれて 第2回 爆死したジャーナリスト | 尾崎孝史
イエメン 忘れられし者の存在証明 | 佐藤 寛
フッ素の社会史 PFAS問題の淵源 第2回 原爆開発と環境汚染 | 天笠啓祐
台湾・麗しの島だより 第2回「移行期正義」の練習帳(2) 植民地台湾の「日本人」 | 栖来ひかり

【Independent Book Review】
ここは言論のアリーナか、それともコロシアムか
-『トランスジェンダーになりたい少女』と出版における表現の自由
| 高井ゆと里

大事なのは政治だよ、おばかさん! ……でも、どんな政治が? | 松尾隆佑
個と場と本 第2回 沖縄で本と出会う-『リメンバリングオキナワ 沖縄島定点探訪』 | 森本浩平

編集部のイチオシ新刊
Sounds of World 第2回 トーマス・マプフーモ | 石田昌隆

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