読みなおしの同和行政史

143006

[2024年6月/A5/270頁/]
著=金井 宏司
発行=解放出版社


目次:
はじめに

第1章 占領期の同和行政
はじめに
1 GHQは同和行政を禁止したか?
2 GHQの同和行政に対する基本姿勢
3 なぜ日本政府は同和行政を行わなかったのか?
4 部落解放運動はGHQの占領政策をどのようにとらえていたか?
おわりに

第2章 日本国憲法14条と部落差別
はじめに
1 部落出身者は「社会的身分」か「門地」か
2 「社会的身分」と解放委員会
3 残る課題-13条の隠された争点

第3章 戦後同和行政と山本政夫
はじめに
1 戦後同和行政の歩み
2 胎動期の同和行政と山本政夫
3 同和対策審議会の設置と同対審答申
おわりに

第4章 同和対策審議会の舞台裏-インタビュー 磯村英一

第5章 「同対審答申」はこうして作られた-同和対策審議会総会速記録より
1 「先生」のこと
2 答申草案が作られるまで
3 答申の起草

第6章 高度成長期の被差別部落-「同和対策審議会調査部会総会報告書」から見えるもの
はじめに
1 1962年調査の概要
2 全国基礎調査
3 同和地区精密調査
4 1967年調査について
おわりに

第7章 特措法時代の幕開け-同和対策事業特別措置法の制定過程
1 同対審答申の評価をめぐって
2 まぼろしの同対法
3 同和対策協議会へ
4 ふたたび国会を舞台に
5 同対法の評価とその後

参考資料

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