階級的労働運動とは何か? 続・動労千葉が歩んできた道

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[2024年7月/A5/168頁/]
著=田中康宏
発行=全国労働組合交流センター
発売元=出版最前線


目次:
発刊に当たって
1 死語とされた「階級的労働運動」
2 労働運動の原点とは?-歴史から学ぶ
3 歴史の岐路に立って


はじめに
1 あらためて階級的労働運動を問う
2 時代の岐路に立って
3 戦後日本労働運動-総評の弱点・限界
4 動労千葉の運動思想
5 “新自由主義大崩壊”と日本労働運動
6 連合下の三十余年


第1章 なぜ今『甦る労働組合』か
1 今こそ階級的労働運動についての討論を
2 「バイブルみたいに読んでほしい」
3 分割・民営化反対闘争の地平の上に提起された労働組合論
4 「労働運動のリーダーになれ!」


第2章 時代認識と労働組合
1 歴史の岐路に立って『甦る』を読む
2 歴史は動きはじめた
3 時代認識を徹底することは労働組合の任務
4 国鉄分割・民営化反対闘争と時代認識
5 労働組合の本質論としての時代認識での団結
6 時代認識と組合指導部の責任
7 外注化阻止闘争の経験から
8 労働運動全体の全市のために
9 職場・反戦・時代認識


第3章 時代認識と労働組合(その2)
-労働者・労働組合をめぐる攻防史としての歴史をみる
1 労働者・労働組合をめぐる攻防史
2 謎を解く鍵は連合
3 労戦「統一」と動労千葉の経験
4 動労千葉の分離・独立をめぐって
5 労戦「統一」をめぐる時代認識
6 労戦「統一」攻撃の本質
7 連合の現状、われわれの任務


第4章 時代認識と労働組合(その3)
-階級的労働運動の本質論と団結の組織化
1 中野さんのすごさ
2 労働組合の位置づけ直し
3 労働者はどんな犠牲を払っても自分たちの組合を守る
4 動労千葉が実現した一番大事なもの
5 奴らと俺たちは水と油だ!
6 資本主義の本質と労働者
7 資本と闘うための武器であり「コミューン」
8 労働組合と法的権利
9 マルクスの労働組合論
10 階級対立のない社会を目指す準備
11 スターリン主義と労働組合
12 労働組合と政党
13 労働組合の諸任務
14 労働組合と反戦闘争
15 原則的路線の貫徹と団結・信頼関係の組織化


第5章 “労働組合権力”の形成-中野さんの職場闘争論
1 労働組合は権力をつくらなければならない
2 「職場支配権」をめぐるいくつかの議論
3 のりこえるべきものは何か
4 『俺鉄2』の職場闘争論
5 労働組合の組織形態と労働組合権力
6 労働者を絶対に信頼すること


第6章 反合・運転保安闘争路線の確立
1 反合理化闘争の考え方
2 戦後日本労働運動と反合・運転保安闘争路線
3 資本のアキレス腱を切り口に
4 あらためて、05年尼崎事故について考える
5 船橋事故闘争が突破したもの
6 船橋事故闘争と北陸トンネル事故闘争
7 UTLAの闘いと動労千葉の反合・運転保安闘争
8 闘いの歴史を検証し産別の路線形成を


第7章 労働組合の本質的課題としての反戦闘争
1 労働組合の本質論としての反戦闘争
2 世界戦争の現実化-歴史の岐路に立って
3 新自由主義と戦後世界体制の崩壊
4 新自由主義崩壊、臨界点をこえた戦争への突進
5 日本の戦後の階級意識
6 戦後労働運動の起点
7 産別会議・共産党と総評
8 反戦闘争を軸に-反戦青年委員会運動の経験
9 反戦闘争の課題
10 「反戦闘争を闘う労働運動」の土台


第8章 労働者・民衆の歴史的立ち上がり、問われている課題
1 UAWの大ストライキをめぐって
2 転機に立つ日本労働運
3 ガザ大虐殺、全世界で燃え上がるパレスチナ連帯闘争
4 変革の時代の到来
5 まとめにかえて

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